ページの先頭です

観光情報/潜没橋(飛鳥路~有市)

[2022年12月20日]


地元では潜没橋と呼んでいます。世間一般的には「沈下橋」の方が通りが良い
かも知れません。沈下橋といえば、四国高知の四万十川が有名で観光の名所
にもなっていますが、わざわざそんな遠くまで行かなくても(四万十川には
高知市から車で2時間くらいかかるのです)、京都や大阪から近くに存在して
いるのです。

場所は、笠置駅から近い東側徒歩5分の笠置大橋南詰から木津川沿岸をJR線に
沿って歩くハイキングコース「銀の帯コース」を東に向かって行くこと1時間
余りで、飛鳥路地区というのどかな散村を過ぎ、JR飛鳥路踏切を超えるとすぐ
眼前に現れます。

文字通り、木津川が増水した場合に、川に潜没し、流木などから橋脚や橋桁を
守るため、低く欄干の無いシンプルな構造橋となっています。先人の知恵だと
思われます。しかしながら、飛鳥路地区の居住者にとって、町内中心部に車で
行く場合の唯一の道路橋でもあるため、増水潜没の場合は、南の柳生に迂回を
しなければならなくなるので大変です。

とはいえ、ノスタルジックな橋の光景には、訪れた人を癒す効果があります。

潜没橋

シンプルで美しいフォルム

潜没橋

川の増水時には、文字通り潜没します。

潜没橋

車1台がやっと通れるくらいの道幅


Copyright (C) Kasagi town. All Rights Reserved.