観光情報/JR笠置駅ホーム
[2023年2月17日]
笠置町の表玄関としての役割を担うJR関西本線の笠置駅は、
1897年(明治30年)の旧関西鉄道開通時にまで歴史が遡ります。
現在でこそ、上り下りとも1時間に約1本の、1両または2両編成から成る
短めのディーゼルカー(気動車)が行きかうローカル線の駅ですが、
ホームに立って見渡せばわかるように、最大8両編成の列車が入線可能な
長さのホームを持っているのです。
目を閉じて、蒸気機関車が客車を連ねてホームに横付けしていた往時を
是非想像してみてください。開通して以降、戦災も乗り越えて何十年も
名古屋から大阪へ(または大阪から名古屋へと)毎日毎日走り続けてきた
雄姿が、そこにあったのです。
笠置駅のホーム(プラットホーム)の姿は、120年以上ほとんど、
その姿を変えずに今に受け継がれているとのことです。
とても素敵なことだと思いませんか?
ホームの長さは8両編成の列車の受け入れが可能な長さ
ホーム屋根構造には、レール部材なども活用
跨線橋も往時のままの姿、時代が止まっています