新型コロナウイルス感染症対策の迅速かつ総合的な取組を求める決議

　日本国内においても流行している新型コロナウイルスによる感染症については、急速な勢いで世界中に拡散し、国際社会を挙げて対策が講じられているが、未だ事態の収束は見通せず、国際的な脅威になっている。

　我が国においても感染者が増加する中、新型コロナウイルス感染症対策本部において、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校における全国一斉の臨時休業を要請される事態など、感染拡大の抑制に全力で取組まれているが、未だ予断を許さない状況にある。

　こうした中、本町においては本年3月2日に笠置町新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、笠置町長を先頭に感染拡大防止に全力を挙げて取組んでいただいているところである。

　しかしながら感染症の拡がりは、医療機関や介護等の施設、製造業、観光業をはじめとした経済界、また、教育現場等には甚大な影響を及ぼしており、事態収束のためには国、府、医療従事者、事業者、そして住民が一丸となった総合的かつ迅速な対応が強く求められている。

　よって、笠置町においては何よりも住民の命と健康を守ることを最優先に、国、府、関係団体と十分に連携しながら、感染拡大の防止対策、住民生活の安心安全の確保に、迅速かつ全力で取り組むよう強く求めるものである。

　笠置町議会においても、住民の安心安全の確保のため、感染抑制等、事態収束に向け一層取組みを進める。

 

 

 　令和2年3月30日

 

 

 

京都府相楽郡笠置町議会